なぜ歳を取ると朝早く起きてしまうのか

私たちは、夜になれば自然と眠くなり、朝になれば自然と目が覚めます。

これは太陽が沈んで外が暗くなると眠り、太陽が昇って明るくなったから起きる、

つまり私たちの睡眠が外的な環境の変化へ単純に反応しているからだと思われるかもしれません。

しかし実は、私たちの体の中に1日のリズムがあらかじめ備わっていて、

それが体内で刻まれているからなのです。

そもそもみなさんは、自分の体内に、

このような「体内時計」なるものが存在していることをご存じでしょうか?

例えば、私たちが朝・昼・晩の食事の周期に合わせて空腹を感じるのもまた、

この体内時計の存在によって説明ができるのです。

「腹時計」のように、いま何時かと時計を見なくても、

おおよそ時間のあたりをつけられるのは体内時計の存在によるのです。

この生来、体の内部に組み込まれた「体内時計」は、

ヒトに限らず地球上に生活するあらゆる生物が持っていると考えられています。

例えば、朝顔、昼顔、夕顔がそれぞれ朝、昼、夕に咲くのは

太陽の光を感知するからではなく、

まさに24時間周期の体内時計を内側に持っているためです。

光の当たらない真っ暗な環境下でも、

あるいはずっと光の当たり続ける環境でも決まった時刻に花は咲きます。

日の光ではなく「時間」が開花を司っているのは、

太陽だけを頼りにしていては、悪天候や厳しい環境を生き抜けないからです。

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